終活をしなかった父母の遺品を整理する②

大人の暮らし

父に続いて母が亡くなる

 前回の記事で父の遺品整理の様子をお伝えしました。それから2年後今度は母が亡くなりました。母の遺品整理は父の時とはまた違った手順、方法で行ったので今回はそれをお伝えしていこうと思います。

同居で亡くなった母

 父が亡くなった時は県外在住だった私はその後1人になった母と暮らすために引っ越し、母が亡くなった時は同居していました。そのため貴重品などの所在は把握していたので大きな混乱はありませんでした。

父と違う母の持ち物

 父の時と違い母の持ち物で大きな割合を占めたのは洋服、バッグなどの服飾関係です。特別にオシャレだとか言うわけではないのですがやはり女性は洋服の数が多いなと思いました。昔は和服も着ていたので古い着物もそれなりの数ありました。手入れはされていてどなたかに譲れるようなものも結構あります。

 それから食器類、特にティーカップのセットがそれなりの数あります。ブランド物も多く母は生前「あなたたちが使わないなら売ってね。すてちゃだめよ。」と言って自分で買い取ってくれるところを探して連絡もしていました。

 趣味のものは主に手芸などに使う布や毛糸、可愛らしいギフトボックスや缶などです。結婚してからのものなのでかなりの量があちこちから出てきました。そしてたくさん出てきたのが文房具です。これは仕事柄必要だったためいつも多めに用意していたものです。鉛筆、消しゴム、定規、色鉛筆などなど細かなものがいろいろあります。

買い取ってもらえるもの

 私たち子供がいくつかの形見分けをもらったあと一番初めにしたのは母が売ってほしいと言っていたティーカップを見ていただくことでした。母が生前連絡していた業者に連絡をしたところ自宅へ来るのが難しいとのことで別のところに来ていただきました。ティーカップの他にもいくつかの食器類、花瓶、置き物、絵画なども引き取っていただけました。これは10万円を少し超えるくらいの金額になりました。

 次に靴とバッグをあまり期待はせずに宅配買取に出してみました。これはスマホで申し込みをすると送付用の段ボール箱が送られてきて中に詰めて送り返すだけの手軽さでした。予想どおり靴2足に数百円の値がついただけでしたが、残りの値がつかないものはそのまま処分をお願いしたので片付きました。

 着物と和小物も買い取り屋さんに来て頂きました。着物は全部で14,5着古くなっていて裾にカビが出ているものもありました。小物は帯留めなど数点以外は古くて引き取れないと言われました。七五三用の着物が小物まで含め一式。合わせて12,000円ほどでした。

 洋服に関してはいくつかリサイクルショップに連絡し、宅急便で受け付けてくれるところを探しました。委託販売というかたちでしたら大丈夫ですと言っていただけたところにお願いしました。半年間委託で置いていただき売れても売れなくても委託料を支払います。そして売れた商品に関しては売り上げが戻る形です。段ボール箱6箱にぎっちり詰めて送りました。スカーフなども含めて全部で55点のうち売れたのは17点のみ。マフラーやスカーフが売れました。売り上げから委託料18,720円を引いて14,150円が戻りました。売れなかったものの処分を含めた委託料になっています。

 それから本に関しても宅配買取を利用しました。これも段ボール箱に5箱を送りました。音がつかないものは処分していただくようにしたので本棚がからっぽになりました。10,000円ほどでした。

 次に介護用品をどうしようかと考えました。あまり使わなかったものやまだまだ使えるものなど大小あります。リサイクルショップに出すかフリマサイトで売るか考え、車がないのでフリマサイトを利用することにしました。入浴用の介助椅子、浴槽の滑り止め、水通ししただけの介護パジャマなどはほとんど新品ですぐに売れました。1点8,000円〜10,000円くらいです。杖、呼び出し用ボタン、開封済の介護オムツなどもそれぞれ1000円くらいで売れていきました。

寄付できるもの

 上記までは買い取っていただく形の処理となりました。その他に買い取っていただくのは無理なものだけどこのまま捨てるには忍びないというものがあります。我が家の場合は文房具とタオル、シーツでした。

 母の仕事柄たくさんの数と種類の文房具があり、使いかけのものも含めると段ボール2箱になりました。どなたか使ってくださらないかといろいろネットなどで調べた結果児童養護施設が文房具を必要としていることがわかりました。送ってからご迷惑になるといけないのでまず電話してました。使いかけのものも大歓迎ですと言っていただきそちらへ送らせてもらいました。

 そして2度の介護で使った大量のタオルとシーツは犬・猫の保護活動をされている団体が必要とされているとのことだったのでこれも段ボール3箱に詰めて発送しました。

 ここまでで家具や押し入れに入っていた中身が大方始末できました。あとは大型の家具類を引き取ってもらいます。父の時にお世話になった隣町の業者さんにお願いしました。本棚5本、食器棚、ベッド、机2台、タンス3竿等などで45,430円かかりました。

思い出の品

 母が亡くなってから大型家具を処理するまで2ヶ月半程かかりました。その間は仕事の休みの日に少しづつ片付けを進めていきながら2度ほど姉妹にも立ち会って確認をしてもらいなんとかおわらせることができました。思い出の品のいくつかは決断がつかずそのまま残し、アルバムなども処分できずに置いてあります。また時期を見て少しづつ片付けていこうと思います。

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