甘酒より手軽!乾燥米麹から作る麹水 効果を実感した作り方

美容と健康

「最近、肌のくすみが気になる…」「お腹のスッキリ感がなくて、毎日どんよりしている…」そんな悩みをお持ちの方に、今SNSや美容業界で大注目されているインナーケアがあります。それが「麹水(こうじすい)」です。麹水とは、乾燥麹をお湯に一晩浸しておくだけで完成する、究極にシンプルな発酵ドリンク。「飲む美容液」と呼ばれる甘酒よりも手軽で、カロリーも低く、すっきりとした味わいが特徴です。3年前から麹水を飲んでいる私の体の変化をお伝えしながら、麹水がなぜ体にいいのかという理由や、肌や腸内環境への具体的なメリット、そして知っておくべきデメリットや注意点まで、わかりやすく解説します!

麹水を3年飲んだ体の変化

私が麹水を飲み始めたのは3年ほど前に家族から教えてもらって体に良さそうと思ったのがきっかけです。最初の頃はお茶パックに乾燥米麹50㌘を入れて500mlの60℃のお湯に一晩寝かせて発酵させたものを飲んでいました。ほんのり甘くて麹の香りがする飲み口です。朝一番に500mlの半分ほど飲み、残りをだいたい午前中に飲み切る感じです。

飲み始めて10日くらいで体に変化が出始めました。まずお腹がゴロゴロしてきました。特に便秘気味ではありませんでしたがお通じが良くなりました。放屁も増えて少し困っていました。

そして1ヶ月ほど経つと肌の調子が良くなってきました。なんというかキメが整って部分ごとのムラがなくなった感じです。ものすごくしっとりしているわけではないのですがカサつきがなくなりました。これは体全体がそのような感じになりました。家族の目から見ても違いがわかるようで「変わったよね」と言われました。

半年経った頃に顔のシミが薄くなっているのに気づきました。頬の大きなシミが明らかに目立たなくなっています。この、シミが薄くなったことで飲み続ける気持ちになりました。また固くなっていた肘もすべすべになりました。

そもそも、なぜ「麹水」がそんなにいいの?

麹水が体に良いとされる最大の理由は、麹菌が作り出す「酵素の宝庫」だからです。米麹には、デンプンを分解する「アミラーゼ」、タンパク質を分解する「プロテアーゼ」、脂質を分解する「リパーゼ」など、30種類以上もの酵素が含まれています。水を媒介にすることで、これらの酵素や、発酵の過程で生まれたビタミン・アミノ酸などの栄養素が水にたっぷりと溶け出します。私たちは麹水を飲むだけで、加熱によって壊れていない「生の酵素」とその栄養素を、ダイレクトに体内に取り入れることができるのです。

麹水がもたらす「腸内環境」へのメリット

「腸は第二の脳」と言われるほど、健康と美容の鍵を握る臓器です。麹水は、この腸内環境の改善に素晴らしいアプローチをしてくれます。

1. 善玉菌を増やして腸内フローラを整える

麹水には、腸内の善玉菌(乳酸菌やビフィズス菌など)の大好物である「オリゴ糖」や「食物繊維」が溶け込んでいます。これらがエサとなり、善玉菌が活発に増殖することで、乱れた腸内環境(腸内フローラ)が整います。

2. 消化をサポートして胃腸を労わる

豊富に含まれる消化酵素が、体の中に入った食べ物の消化・吸収を力強くサポートします。胃腸への負担が減るため、便秘の解消だけでなく、食べすぎによるもたれや、お腹の張りの改善にも効果的です。

麹水がもたらす「肌(美肌)」への影響

「腸がキレイになると肌がキレイになる」というのは医学的な事実ですが、麹水にはそれ以上に直接的な美肌成分が含まれています。

1. 「コウジ酸」がシミ・くすみをブロック

麹の代名詞とも言える成分が「コウジ酸」です。コウジ酸は、美白化粧品にも広く使われている厚生労働省認可の美白成分。シミやそばかすの原因となる「メラニン」の生成を根本から抑え、肌の透明感を底上げしてくれます。

2. ビタミンB群によるターンオーバーの促進

麹水には、ビタミンB1、B2、B6などのビタミンB群が豊富です。これらは皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)を健やかに保つために欠かせない栄養素。肌荒れやニキビを防ぎ、ハリのある健やかな肌へと導きます。

3. 天然アミノ酸で内側から潤う肌へ肌のうるおいを保つ

「天然保湿因子(NMF)」の主成分はアミノ酸です。麹水に溶け出した豊富なアミノ酸が、乾燥に負けないみずみずしい肌の土台を作ります。

麹水のメリット・デメリット

一見万能に見える麹水ですが、もちろんメリットだけでなくデメリット(注意点)もあります。

麹水のメリット

圧倒的に手軽でお得:麹とお湯を用意して冷蔵庫に入れるだけ。残った麹は2〜3回繰り返し使え、最後はお料理や炊飯に使えて経済的。

低カロリーで飽きない:甘酒のようにドロッとしておらず、ほんのり甘くスッキリした味。糖質やカロリーが低いのでダイエット中も安心。

マルチな健康効果:美肌、便秘解消、代謝アップ、疲労回復、免疫力向上などが同時に期待できる。

麹水のデメリットと注意点

発酵させない麹水に注意:最近ネットなどで見かける麹を水につけただけの麹水は発酵させていないのでこの記事に出てくる麹水とは別物です。全く効果が違いますので注意が必要です。必ず60℃のお湯で発酵させることが効果を引き出すポイントです。

雑菌が繁殖しやすい(日持ちしない):水分を含んだ麹は非常にデリケートです。常温放置は厳禁。必ず冷蔵庫で保管し、24時間以内に飲み切ってください。

温度に弱い:麹の酵素は70℃以上になると活動を停止(失活)してしまいます。温めて飲みたい場合は、ぬるま湯程度(60℃以下)に抑える必要があります。

味が合わない人もいる:ほんのりとした甘みと独特の麹の香りがあるため、人によっては「物足りない」「少し発酵臭が苦手」と感じる場合があります。

お腹がゆるくなることも:腸への効果が高いため、体質や飲む量によっては最初にお腹がゆるくなったり、逆に張ったりすることがあります。まずは1日コップ1杯から様子を見ましょう。

麹水の作り方

本格的に効果を実感したい方

  • 乾燥米麹  50㌘
  • 60℃のお湯 500ml
  • 乾燥米麹をお茶パックに詰めて60℃のお湯に入れます。常温まで冷めたら一晩冷蔵庫において出来上がりです。
  • 米麹は3回ほど使えます。その後はご飯に炊き込んだりドレッシングに合わせたりして食べられます。また入浴時に少量のお湯につけて洗顔後に使うと肌がしっとりします。

ゆるく続けたい方

  • 乾燥米麹パウダー 大さじ2
  • 60℃のお湯 500ml
  • 60℃のお湯に大さじ2の米麹パウダーを入れます。常温まで冷めたら一晩冷蔵庫において出来上がりです。
  • 麹がパウダー状なので麹水と一緒に飲めます。口当たりが気になる方は撹拌せずに飲めばパウダーは底に沈んでいるので気になりません。残った麹はヨーグルトやお味噌汁に入れて食べられます。

私ははじめの頃はお茶パックに詰めて作っていたのですが残った麹を使い切れず、麹パウダーの方を使うようになりました。米麹パウダーは通販でも手に入りますが、スーパーで購入した粒の米麹をフードプロセッサーにかければ簡単に出来ます。

まとめ

麹水の効果を最も実感しやすいタイミングは、「朝起きてすぐの空腹時」です。朝一番の乾いた体に麹水が染み渡ることで、胃腸がやさしく目覚め、その日1日の消化や排泄がスムーズになります。手軽に作れて、お財布にも優しく、内側から「美腸」と「美肌」を同時に叶えてくれる麹水。インナーケアは何より「続けること」が大切です。ぜひ今夜から冷蔵庫に仕込んで、明日の朝から新しい美習慣を始めてみませんか?

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